オゾングリストラップ脱臭浄化装置の導入事例はこちら
YSくりん YS750GTI
オゾングリストラップ(グリーストラップ)殺菌・脱臭装置
グリストラップに流れ込む油を多く含む排水をオゾンの力で脱臭浄化!!焼き肉店やケーキ屋さんなど油を多く排水する業種のグリーストラップで!!
グリーストラップ(グリストラップ)浄化、脱臭装置はオゾンのもつ酸化力を利用したグリーストラップ(グリストラップ)改善、浄化装置です。オゾンを多量のエアーで注入することにより、汚水中の油分を分解し乳化し、水をさらさらにすることが可能になりました。汚水がさらさらになると、配管の目詰まりが無くなり、悪臭の発生を防止できます。その結果定期的に行なっていた清掃業者による、清掃作業の回数が断然少なくなり、コスト面で格段の違いが出ます。
YS500GTIとは?グリストラップ(グリーストラップ)を脱臭・浄化してきれいします。
グリストラップ槽に滞留する厨房排水中に低濃度オゾンガスを曝気(ばっき)させることにより次の効果をもたらします。
- グリーストラップ槽内、周辺の悪臭を即時に抑えます。
- 液面に浮かんだ油脂分を強力かつ短時間で分解。
- グリストラップ内で発生していた害虫の卵を不活性化し、成虫は忌避効果で周辺に寄りつかなくなります。
- 有機物の分解除菌効果によりBODを減少し除外設備への負荷を低減。
YS500GTIの設置イメージ
- 基本的には最終槽へのバブリングは、撹拌による油分の槽外への流出防止の為、行ないません。第1槽目へは残飯物カゴ内残飯が暴れないように極小のバブリングに調整します。散気管は底面より上部10cm程度でバブリングすることにより残渣の巻上げを防止します。
- 運転時間は繁忙時間帯はタイマーにて停止して、厨房排水流入の少ない時間帯および営業時間外に運転をします。
- さらに大型の処理槽タイプのグリーストラップ、浄化槽などについては別途ご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。
ここが新しくなった!!
5年ぶりの改良で大きく進歩
@屋外での使用が可能になりました。
従来型YS750GTRは屋内設置仕様でしたが、YS750GTIシリーズから、屋外型グリストラップ対応へのニーズに応え、防滴効果を高めました。
※直射日光、直接雨がかかる場所への設置は控え、ひさし等の下への設置を条件とします。ひさしが小さい場合にはオプションでポンプカバーひさしをご購入ください。
Aポンプの交換部品の耐久性が70%UP!!
Bセパレートでも一体型!?
グリストラップ槽内にオゾンを送り出すポンプは非常に熱を持つため、従来品YS750GTRの様にポンプを本体内部に設置する一体型ですと、本体内部の温度上昇によりポンプの消耗交換部品の寿命が比較的早く来てしまいます。
本来はポンプと本体はセパレートで設置することが望ましいのですが、「格好が悪い」「設置が面倒」などの理由から一体型が支持されてきました。
そこで新型のYS750GTIでは図の様にポンプを表に出し冷却効果を高め、同一プレートに配置することにより、一体型の良さとセパレート型の良さを両立させました。
オゾンタイプがなぜいいの?
酵素・バイオタイプより高性能
オゾンは広範な環境下で安定した効果が得られます。
オゾンによる油脂分解は生体化学反応ではなく、純粋な化学反応は広範な環境化で効果を発揮します。バイオ酵素タイプは熱湯、強アルカリ洗剤等が流入すると活動菌・酵素が死滅することがあります。よって管理が困難で、多忙な厨房には不向きです。
短期間で効果が現れ、運転の管理もラクラク。
オゾンタイプは設置直後から効果が実感でき、かつ消臭・除菌能力が高いので清潔な衛生状態が持続できます。バイオ・酵素タイプは効果安定(増殖完了)まで40日程度かかり、常時排水が流れ込むグリストラップには不向きです。
オゾンタイプはなぜお得?低コストで環境にもやさしい
化学薬品を使用しないので有害な化合物が残りません。
化学薬品、バイオ製剤、酵素製剤は使用しません。使用するのはオゾンガスと水のみ。処理残留物は水と酸素だけ、だから環境にもやさしいのです。
稼動に必要なものは空気と電気のみ
YS500GTIの運転に必要なものは「空気」と「電気」。バイオタイプなどの追加製剤は一切必要ありません。また、24時間対応オン-オフタイマー内蔵でエコノミー運転を実現しています。消耗品も年に一回のオゾンランプの交換のみ。産業廃棄物も大幅に減らすことが出来、経済的です。
消耗品
オゾンランプ:
クリアなオゾンを作り出すためのオゾンランプが内蔵されています。(1〜3本)
寿命は約8000〜9000時間連続運転で約1年になります。
※ブロワポンプのチャンバーブロックという部品が破損した場合交換が必要になります。ポンプメーカー推奨交換時期1年〜1年半としています。(熱源の多い場所で使用した場合は寿命が短くなりますが、設置環境が良い場合は3年〜5年持つケースがほとんどです。)
オゾンタイプの機械もいろいろ。。
選び方は?オゾンにも良と悪がある!?
@オゾン発生方式はランプ方式を選ぶ
オゾンを発生する方法は大きく分けて2つ。ランプ方式か放電方式です。放電方式を選ぶとオゾン以外にNOX(窒素酸化物)や硝酸や亜硝酸塩という猛毒が副産物として出来てしまいますので避けましょう。グリーストラップそのものを傷めます。
Aオゾン発生量は多すぎず
オゾンを発生量は多ければ効果は上がりますが多すぎると空気中にオゾンが過度に放出されたりしてお勧めできません。厨房排水の場合、目安としては750リットルに対して70〜100mg/h程度で十分です。
設置例
※旧型YS750GTRの場合お客様の声
- いやな悪臭から開放され、厨房が清潔になった!!
- 毎日の労力が大幅に減った!
- コストが以前よりかからなくなった
- 事前のコンサルティングで納得でき、安心してシステムを設置できた。
YS750GTIの利用分野
- 「食品加工工場」精肉工場、畜産業、ハム工場、製麺工場、豆腐工場、製パン工場、飲料製造業、醸造工場などの厨房のグリストラップで
- 「厨房」レストラン、給食センター、ラーメン屋、焼き肉や、ケーキや
グリーストラップオゾン浄化装置仕様
型式 | YS250GTI | YS500GTI | YS750GTI |
対応グリストラップ容量(L) | 250 | 500 | 750 |
オゾン発生量(mg/h) | 30 | 30・60 | 30・60・90 |
オゾンガス流量(L/min) | 40(20)選択 | 80(40)選択 | 120(60)選択 |
オゾン発生方式 | 冷陰極石英ランプ方式 | ||
濃度調整 | なし | ランプ運転スイッチ にて強・弱切替え |
ランプ運転スイッチ にて強・中・弱切替え |
定格電圧 | AC100V 50/60Hz | ||
消費電力(W) | 55 | 110 | 150 |
外形寸法(mm) | W404XL350XH350 | ||
質量(kg) | 14 | 18 | 20 |
装置制御 | 24時間アナログタイマーで自動 | ||
オゾンガス配管口径 | RC1/2 | ||
動作環境 | 気温5〜40℃以下/湿度10〜60% 屋外可(直射日光は除外) (ひさし無き場合はオプションのひさし必要) 配管長 5m以内、曲がり 10箇所以下 |
||
材質 | SUS304 HL仕上げ | ||
消耗品 | オゾンランプ 1年(1万時間)で交換(目安) |
オゾンまめ知識
オゾンは、自然大気中に存在しており、酸素と同素体である無色の気体です。オゾンは、酸素分子と酸素原子からできています。1〜2分で酸素へ戻りますので残留性はありません。その濃度にさえ注意をすれば薬剤に比べて非常に環境にやさしい衛生管理を可能にします。
O2 + O = O3 (オゾン)
オゾンのもつ特徴として強力な殺菌力、酸化力、脱臭力、漂白力があげられます。
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