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汚水槽でのオゾン曝気の活用

オゾン発生装置(図はYS2080P-OZN)本体を屋外に設置し配管を通して汚水槽に直接曝気します。空間にオゾンガスを散布するよりも少しでも水に触れることによりヒドルキシルラジカルが大量に発生して、汚水内部の有機物の分解、硫化水素、スカトールなどの分解や脱臭を行なう為、空間の臭気もも低減されます。

池などでの感染病ややアオコ対策などの活用例

池や生簀などで生物がある場合、池の中の生物が死んでしまうので通常はあまり行いません。(例外あり)循環経路に反応槽を設けて オゾンを曝気して水の殺菌および、有機物の分解、脱臭をお行なえます。この場合、あまり高濃度のオゾンを注入せず、また溶解率の良いミキシングポンプなどを使用してオゾン水かさせないように注意が必要です。仮にオゾン水化をさせる場合は、オゾン処理過程の後にUVオゾン分解装置、もしくは活性炭フィルターやオゾン触媒などでオゾンを酸素に戻す必要があります。

池の水質によっては(特に海水)臭素を多く含む場合があり、オゾン処理することによる毒性のある副産物が生成され魚が死滅する場合があるのでその場合は、オゾン処理の後に活性炭などのフィルター装着が必要になる事があります。

井水などの殺菌や、硫化水素臭対策としてのオゾン爆気の活用

井水の菌対策や硫化水素臭対策としてオゾンガスを爆気して有機物の分解や、色素の脱色、大腸菌などの殺菌を行うことが出来ます。あまり高濃度のオゾンを注入せず、また溶解率の良いミキシングポンプなどを使用してオゾン水かさせないように注意が必要です。オゾン水は飲んでも美味しくありまえんし、飲むことはお勧めしません。とにかく、弱いオゾン爆気が必要です。念のために貯水タンクより送出された後のお水にオゾンが残留している場合の為にオゾン処理の後にUVオゾン分解装置、もしくは活性炭フィルターやオゾン触媒などでオゾンを酸素に戻すこともあります。

井水の水質によっては(特に海水)臭素を多く含む場合があり、オゾン処理することによる毒性のある副産物が生成される場合があるので水質検査は必ずしてください。その場合は、オゾン処理の後に活性炭などのフィルター装着が必要になる事があります。

オゾンまめ知識

オゾンの仕組みオゾンは、自然大気中に存在しており、酸素と同素体である無色の気体です。オゾンは、酸素分子と酸素原子からできています。1〜2分で酸素へ戻りますので残留性はありません。その濃度にさえ注意をすれば薬剤に比べて非常に環境にやさしい衛生管理を可能にします。
O2 + O = O3 (オゾン)
オゾンのもつ特徴として強力な殺菌力、酸化力、脱臭力、漂白力があげられます。

曝気に使用できる装置




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